【NAVITIME】路線バスぶらり旅シリーズ Vol.1 ~業10系統(新橋~とうきょうスカイツリー駅)~

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移動手段と言えばメインは鉄道、細かなエリアをカバーするのがバス、というのが一般的な切り分けかと思います。それ故に路線網は複雑で、知らない土地だったりすると乗るのも躊躇するという方も少なくないのではないでしょうか。

このコーナーでは、路線バスの一路線一路線に注目して、普段はあまりバスに乗られない方へのお役立ち情報、バスに乗らないと味わえないその土地土地の注目情報などをお届けしていきます。そしてちょっとだけ、バスに関するマニアックな情報もご紹介いたします。

今回ご紹介する路線は、都営バスの業10系統。新橋~とうきょうスカイツリー駅前を結ぶ路線です。

 

 

新橋のガード下からひっそりとぶらり旅スタートです!

 

ぶらり旅1回目のスタート地点は新橋からです。
サラリーマンの聖地「新橋」
ガード下で賑わう飲み屋の数々を横目に、ガード脇の裏路地にひっそりと佇む6番乗り場からスタートです!

 

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新橋バス停からスタート!

 

 

バス停で待っていると現れました! 今回お世話になる業10系統のバスがっ!!

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バスがやってきました

 

初めてのぶらり旅ということもあり、ワクワクしながら乗車です!

今回は都度ぶらりと降車する予定なので、1日乗車券を購入!
運転手さんに伝え500円を支払うと、手持ちのICカードが1日乗車券に早変わり!
最近の技術はすごいです!!

バスに乗り込むと、始発バス停ということもあり、2、3人の乗客しかいません。
一番後ろの席に座り、街並みを楽しみながらレポート開始です!!

 

 

NAVITIME豆知識コーナー
業10系統について
・新橋~銀座四丁目~勝どき駅前~月島四丁目~豊洲駅前~木場駅前~東京都現代美術館前~菊川駅前~とうきょうスカイツリー駅前を結ぶ。→詳細はこちら
区間便として、(新橋・とうきょうスカイツリー駅前)~豊洲駅前~深川車庫なども運行されている。
・運行本数は朝夕のラッシュ時は9本/時、日中は4~9本/時で概ね等間隔に運行。
・運行時間帯は6時台~21時台まで。
・運賃は大人210円(IC 206円)、小児110円(IC 103円)の均一運賃で、前乗り前払い。

 

セレブが集う街、華やかな銀座を抜けるとそこは下町風景だった。。。

 

新橋を出発してすぐにセレブが集う街、銀座を通ります。 バスから覗く車窓もきらびやかです。
これからのぶらり旅に胸を躍らせながらふと外を覗くと、銀座の代名詞 松屋、三越が見えてきます。
街並みはクリスマス目前ということもあり、一段と華やかに見えます!

 

車窓からの景色

車窓からの景色

 

 

普段なかなか足を運ぶ機会がないスポットに立ち寄れるのも、バスぶらり旅の醍醐味!
いつも低価格居酒屋にしか足を運ばない私は、華やかなショーケースの数々に興奮気味です!!
銀座って煌びやかなんですが、どこか品がありますよね!

そんな銀座で一回目のぶらり!
平日にも関わらず、街は賑わっています!

 

 

華やかな街に目が行きがちですが、銀座は歴史ある街です。
そんな銀座では老舗の木村家總本店 銀座本店さんにお邪魔し、名物のあんぱんを購入。
甘すぎない上品なあんぱんでした。 一口サイズなのがまたいい!

 

 

長いぶらり旅に向け、絶好のスタートがきれました!

再びバスに乗り込もうとバス停を目指すと、バス停にはこんな掲示板がっ!!

 

各系統の接近情報が掲載されている

各系統の接近情報が掲載されている

 

各系統の次のバスがあとどのくらいで到着するかをお知らせしてくれています。
あまりバスに乗らない方にも見やすい掲示板となっているので、安心してバスを待つことができますね!

バスに乗り込み再出発です!
銀座を抜けしばらくバスに揺られていると、ある異変に気が付きます。
さっきまで煌びやかだった車窓の風景が徐々に活気づいてくるのです。
この業10系統は豪華絢爛な街だけでなく、情緒あふれる下町にも足を踏み入れることが出来るバスとなっているのです!

 

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・都バスIC一日乗車券
PASMO・Suicaに都バスの一日乗車券機能が付与できる。初回乗車時に運転手さんに「都バスIC一日乗車券」の購入を申し出ると、その場で23区内の都バスが一日乗り放題になる一日乗車券が付与される。(カード残額に注意)
発売額は、大人:500円/小児:250円。3回以上乗車すれば元が取れる。
・都営まるごときっぷ
23区内の都バス以外にも、都営地下鉄全線・都電荒川線・日暮里舎人ライナー・多摩地区の都バスもセットになった一日乗車券。
発売額は大人700円/小児350円で、都バスの車内や都営地下鉄の各駅で発売している。
・東京フリーきっぷ
上記にプラスで、さらに東京メトロ全線・都区内のJR線も乗り降り自由になる乗車券。
発売額は大人:1,590円 / 小児:800円で、こちらは都バス車内では購入できない。
詳細はこちら

 

ぶらり旅の醍醐味、月島でもんじゃを堪能!

 

二回目のぶらりはもんじゃの街、月島!
月島は「月島もんじゃ振興会協同組合」が作られており、もんじゃストリートがあるほどもんじゃ愛に溢れています!
そんなもんじゃストリートに一歩足を踏み入れると、鉄板で焼かれたもんじゃの香ばしい匂いが立ち込めています!

 

 

店舗数も多く店選びにだいぶ時間を使ってしまいましたが、無事入店!

明太もちもんじゃと筆者の好物ホルモン焼きを注文。
初めにキャベツを細かく切って、そのキャベツで土手を作って汁を流し込む…
この工程も、もんじゃの醍醐味です!

あつあつのもんじゃをほくほくしながらいただきました!
店を出た後の服の匂いもまた趣が出ますよね!

 

近未来都市「豊洲」 ~まだまだゴールは遠い~

 

月島を出発すると、また高い建物が増えてきます。
ここは近頃、大規模再開発が盛んな豊洲エリアです!
豊洲ららぽーともあり、タワーマンションが何棟も連なっています!
住宅地ということもあり、人どおりこそ多いものの、建物の密集感が少なく、落ち着いた開放感のあるエリアでした。

 

 

豊洲駅前バス停で降車し、ぶらりと歩いていると、東京湾がひらけてきます!
ここは夜にくるのがおすすめです!! 屋台船も通り、高層ビルの光と相まって幻想的な景色を楽しむことが出来ます!

 

筆者お気に入りの1枚

筆者お気に入りの1枚

 

ふと周りも見渡すと今回のぶらり旅の目的地であるスカイツリーがっ!!

 

まだまだ遠いスカイツリー

まだまだ遠いスカイツリー

 

まだまだ遠いっ!!  今からあそこに行くということが信じられない遠さです。 気持ちが折れかけます。。
だがしかし!! 最後までやり切ります! 「待ってろ!スカイツリー!!」

 

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業10系統について2
山手線の東側地域を南北に貫く路線のため、都心方向へ通じる鉄道線との接続が多いのが特徴。
・新橋:新橋駅(JR東海道線・横須賀線・山手線・京浜東北線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめ)
・銀座四丁目:銀座駅・東銀座駅(東京メトロ銀座線・日比谷線・(丸ノ内線)、都営地下鉄浅草線)
・勝どき橋南詰:勝どき駅(都営地下鉄大江戸線)
・月島三丁目:月島駅(東京メトロ有楽町線、都営地下鉄大江戸線)
・豊洲駅前:豊洲駅(東京メトロ有楽町線、ゆりかもめ)
・木場駅前:木場駅(東京メトロ東西線)
・菊川駅前:菊川駅(都営地下鉄新宿線)
・本所吾妻橋:本所吾妻橋駅(都営地下鉄浅草線)
・とうきょうスカイツリー駅前:とうきょうスカイツリー駅・押上駅(東武スカイツリーライン、京成押上線、東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄浅草線)
詳細はこちら

 

ゴールに向け爆進! ここで筆者痛恨のミス!!

 

豊洲を抜けるとスカイツリーに向けて、住宅街をぐんぐん進んでいきます!
煌びやかな街を走行していたバスでしたが、この辺りになると車外も薄暗くなってきます。
ぶらり旅をした時間がちょうど帰宅ラッシュと重なっていたこともあり、この辺りからだいぶ混んできました。。

 

車内もだいぶ混んできました

車内もだいぶ混んできました

 

この辺りから乗車すると時間帯によって座れないことも多そうです。

筆者も座れず、立ちながら揺られること数十分。。
以前から行ってみたいと思っていた、「東京都現代美術館前」に到着しました!
4回目のぶらりのために降車し、美術館に近づいて行くと様子がおかしい。。
明かりがついておらず、賑わっていません。

美術館に到着して愕然。。 そこには「ただいま休館中」の文字が!!

 

 

長期休館中の看板が。。

長期休館中の看板が。。

 

よくよく調べてみると、現在大規模改修工事に伴って、長期間の休館中でした。
※休館期間は2016年5月30日(月)~2018年度中(予定)のようです
完全に筆者の調査不足が露呈。。 悔しいので外観の写真だけ撮影して美術館をあとにし、再びバスに乗車。

 

悔しいので外観を撮影

悔しいので外観を撮影

 

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系統名の成り立ち
都バスの場合、「漢字一文字」+「二ケタの整数」で系統名を組み立てている。
頭の漢字は、発着地名の頭文字を採用する場合がほとんどで、業10系統もこのケースに当たる。実はとうきょうスカイツリー駅は2012年のスカイツリー開業に先立ち、駅名が変更になっている。旧駅名は業平橋(なりひらばし)で、今もその名残が残っているのだ。頭文字の他の例としては、東京駅の「東」、渋谷駅の「渋」、新宿駅の「宿」、錦糸町駅の「錦」、日暮里駅の「暮」など多数採用されている。その他では、学バスを意味する「学」、都バスの幹線系統(新都市バス)を意味する「都」、国立劇場の臨時輸送時のみに使用される「劇」など特殊な文字も存在する。かつてはレインボーブリッジを渡る路線に「虹」という名前を付与した遊び心のある名前もみられた。
二ケタの整数にも大まかな採番ルールが存在する。同一ターミナルから出る路線については基本的に整数が被ることがなく、番号の方を知っておくだけでも区別ができるようになっている。また10、20番台については東京駅・新橋駅・上野駅からの発着系統、および山手線の東側~江東区域の路線に割り当てられている。特に10番台は月島、晴海、豊洲、木場といった江東区の湾岸エリアへ指向する傾向が強く、20番台の系統がいくつか跨いでいる荒川も越えることはない。
このようにある程度の傾向を知っておくだけで、どこに向かうバスなのかがイメージできるようになる。ただでさえ複雑なイメージが持たれがちな路線バス網で、見知らぬ土地では特に近寄りがたい存在となっている方が多いと思うが、ぜひこれを機に少しずつ馴染んでみてはどうだろうか。「実はバスは便利らしい」、でも「分かりづらい」という誰もが通るステップから、ワンランク上がることができる。その鍵は、路線を知ることにあるのだ。
(10番台系統の例)
東16 : 東京駅八重洲口~八丁堀二丁目~月島駅前~豊洲駅前~深川車庫前~有明コロシアム前~東京ビッグサイト
錦11 : 亀戸駅前~錦糸町駅前~住吉駅前~菊川駅前~森下駅前~水天宮前~八丁堀二丁目~築地駅前
錦13 : 錦糸町駅前~住吉駅前~東陽六丁目~深川第八中学校前~枝川二丁目~豊洲駅前~晴海三丁目~晴海埠頭
門19 : 門前仲町~越中島~豊洲四丁目~豊洲駅前~辰巳駅前~深川車庫前~国際展示場駅前~東京ビッグサイト
すべての系統一覧はこちら

 

出発から4時間 感動のゴール

 

だいぶ夜も更けましたが、スカイツリーに向けラストスパートです!
建物の間に見えるスカイツリーは徐々にその高さを我々に見せつけてきます!
車窓からだとてっぺんが見えなくなってきます。

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スカイツリーが見えてきました

 

そしてついに待望のアナウンスが!
「次は 終点 とうきょうスカイツリー駅前」
スタートから約4時間! 乗っては降りを繰り返しましたがやっとゴール!!
あんなに小さかったスカイツリーが達成感も相まってとてつもなく大きく見えます!(もともとかなり高いですが。。。)

 

 

路線が長かったため、だいぶ疲労困憊でしたが、華やかな街からレトロな下町まで楽しめる業10系統!
みなさんも一度はぶらり旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

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