【ANA】「赤ちゃんが泣かない!?ヒコーキ」プロジェクトを立ち上げ

ANA

全日本空輸株式会社、コンビ株式会社、東レ株式会社、日本電信電話株式会社は、「赤ちゃんが泣かない!?ヒコーキ」プロジェクトを立ち上げた。

 

小さな赤ちゃんを持つママ・パパの中には、機内で赤ちゃんが大泣きし、周囲の乗客に迷惑がかかることを心配して、赤ちゃんが大きくなるまでは飛行機での移動を避ける方が少なくないと言われている。そこで、各社の強みを活かして赤ちゃんが機内で泣く原因の1つと考えられる、気圧変化による耳痛の解消に役立つ赤ちゃん用の耳抜きグッズの開発に取り組む。*1
さらに、赤ちゃんの心拍数などの生体情報をもとに、赤ちゃんの快適さや不快などの状態をモニタリングして大泣きを予知する技術検討*2が進められる。

 

このプロジェクトは、そのようなママ・パパにも安心して利用できるフライトを目指しているANA、赤ちゃんグッズ開発に関して豊富なノウハウと実績を持つコンビ、長時間の生体情報モニタリングが可能な機能素材hitoe®を共同開発し様々なサービス開発に取り組んでいる東レ・NTTの4社が連携し、発足した。
また、今後の事業化に向けて、hitoe®を活用したサービスの提供実績を持つNTTコミュニケーションズ株式会社(NTT100%子会社)が参画する。

 

プロジェクト第一弾として、4社グループの社員で3歳未満の赤ちゃんを持つママ・パパを対象に、乗客全員が小さなお子さま連れとなる「赤ちゃんチャーター便」が実施され、その機内において、ベビーマグやタブレットによる耳抜きの効果の確認と、hitoe®を用いて赤ちゃんの状態を推定するトライアル*3が行われる。
今後、機内などでの実証を重ねてデータや知見を収集し、「赤ちゃんが泣かない!?ヒコーキ」の実現を目指す。

 

*1 耳抜き(耳管の自己通気)サポートグッズ ベビーマグ
飛行機の離着陸の際の機内の圧力変化によって、中耳内圧と外気圧に圧力差が生じ、耳が痛くなったり、耳が詰まるような違和感を生じることがある。赤ちゃんや小さなお子さまはこの痛みが原因となり機内で泣き出す場合があり、耳抜きをサポートするグッズを用いて、飲み物を飲んだりすることにより、耳管が開き中耳の換気を促すことによって、気圧変化に伴う痛みの解消を目指す。

 

*2 心拍数による赤ちゃんの状態のモニタリング
赤ちゃんや小さなお子さまは言葉で身体の状態を説明できないため、その状態を調べるには赤ちゃんの様子を注意深く観察する必要があり、経験を要す。赤ちゃんの心拍数は、泣いている状態や興奮している状態では心拍数は上昇し、心地よい状態やぐっすり眠っている状態では心拍数が下降する傾向を示すことから、赤ちゃんの状態を推定する手がかりとなる。心拍数のモニタリングによって、泣き出す前の兆しなどの、赤ちゃんの状態の変化をより早く察知できる可能性がある。

 

*3 赤ちゃん用hitoe®と見守り用アプリ“hitoe®BABY”
開発中の赤ちゃん用hitoe®は、装着の容易な胸部に巻くタイプの心拍センサで刺激性の少ない素肌に優しい素材から作られており、赤ちゃんの心拍数を負担なく正確に計測することを目指す。さらに赤ちゃん見守り用アプリ“hitoe®BABY”は、スマートフォンに赤ちゃんの状態とその推移をわかりやすく表示する。

 

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top photo By Lasse Fuss from Wikimedia Commons