【NAVITIME】秘境駅訪問シリーズ Vol.1 ~坪尻駅 (徳島県・JR土讃線)~

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こんにちは!NAVITIME社員のTです。

鉄道などの乗り物とマイナーなスポットが好きで日本各地を巡っています。

 

第1弾となる今回の記事は、

秘境駅にハマった(今では100駅以上訪問済)きっかけである、坪尻駅を紹介したいと思います。

 

 

 

そもそも秘境駅とは?

 

秘境駅とは、民家等がほとんど無い地帯に存在する駅の事で、日常的な利用者数は1桁程度となっています。

それらの「秘境駅」は何かしらの設置された理由があり、今も存在し続けています。

現在はテレビや旅行雑誌等で取り上げられ、JRが秘境駅を巡る臨時列車を運行するなど鉄道ファン以外の観光客も訪問しています。

 

果たして秘境駅ファンは一体何処から情報を得ているのか?

それは「秘境駅」という表現を世に知らしめた第一人者である、牛山隆信さんのページにまとめてあります。

そのページには牛山さんが独自に全国の秘境駅をランキング形式で紹介しています。

 

 

 

西日本で最も”秘境にある駅” それが坪尻駅

 

今回訪問したのは秘境駅ランキング第5位(2016年度現在)にランクインした徳島県にある坪尻駅です。

香川県と高知県を結ぶJR四国の重要な路線の一つ、土讃線の駅です。

秘境駅ランキングトップ4は北海道・静岡県・長野県にあるため、この坪尻駅は西日本で最も秘境にある駅という事になります。

 

坪尻駅に到着しました。

駅の周りは森。住居のみならず、車道もありません。

 

 

坪尻駅を通過する特急列車などは、ホームの前の線路を通らず、

トンネルに通じる本線(写真・右側)を通っていきます。

 

 

坪尻駅に停車する列車は駅の南にあるポイントで折り返す必要があります。

 

 

ホームには”らぶらぶベンチ”なるものが。

中央に向かって傾斜があり、2人で座ると自然に寄り添ってしまうベンチだそうです。

http://www.wel-shikoku.gr.jp/lovelovebench/

 

 

 

坪尻駅へ潜入

待合室の中に入るとポスター、駅の生い立ち、訪問した客が記す駅ノートなどが置かれています。

 

 

こちらが時刻表。一日に12本しか停まりません。

 

 

駅のスタンプもあります。

2010年に突然盗難に遭い、設置した方が落胆していた中、

1,300km離れた青森県の津軽線中沢駅にて発見され、坪尻駅に帰ってきたという過去があります。

 

 

2016年の姿

 

2011年の姿

 

坪尻駅から外へ出ると、「秘境の駅」と書かれていました。

5年前に訪問した際は無かったのですが・・・

 

 

駅を撮影していると岡山方面へ向かう特急列車が通過しました。

高知と本州を結ぶ重要な路線の途中に、この駅がある事を実感します。

 

 

 

 

駅から車道まで歩いてみる

 

駅前には徒歩でしか進めない山道はありますが、車道はありません。

果たしてこの山道の先に車道はあるのでしょうか。歩いてみました。

 

駅から山道へ行くには、この踏切を渡ります。

列車が接近しても踏切の遮断機は降りてきませんので、渡る前に確認する必要があります。

 

 

こちらが駅からすぐの山道。 都会で言うと駅前大通りでしょうか。

 

 

  

 

 

 

 

山道をずんずん進んでいくと、廃屋や廃バイク、冷蔵庫などの粗大ごみが行く手を阻みます。

昔は駅前に居住していた人がいたのですね。

 

 

山道を歩くこと15分。車が走る音が聞こえてきました。

出た先は高松市と高知市を結ぶ国道32号線。車の流れが速いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにバス停も発見。

3kmほど南にある阿波池田駅から、坪尻駅の北方面にある野呂内地区を結ぶバスのようです。

https://www.navitime.co.jp/poi?node=00303431

 

バス停がある場所には坪尻駅を示す看板が。

看板だけ見ると右に曲がれば車で行けそうな雰囲気ですが、実際は全く入れません。

 

 

 

坪尻駅から最も近い集落は?

 

果たして、この坪尻駅から最も近い集落はどこに有るのでしょうか。

 

先程の国道32号線へ続く山道とは反対方向にもう一つ山道があります。

 

その入口には「木ヤ床→」と書かれた道標が。

 

道標を頼りに20分ほど山道を歩くと車が通れる林道が見えてきました。

 

 

木屋床集落の入口が!

道標が錆びきっていて趣深いです。

 

 

こちらが、木屋床集落です。

標高400m程の場所にあり、雰囲気はとてものどか。

左に国道32号線、右に徳島県三好市の街並みと徳島自動車道を望めます。

 

 

実は国道32号線からも木屋床集落を見ることができます。

 

坪尻駅から最も近い集落は、徒歩30分の距離にありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

坪尻駅は車を置いて15分山道を下らなければ辿り着きません。

 

普通、「駅」というのは駅入口の目の前まで車で行ける事が常識ですが、

秘境駅はそんな常識を打ち砕いてくれます。

みなさんも秘境駅を訪問してはいかがでしょうか。

 

 

 

 

秘境駅シリーズはまだまだ続きます。次回をお楽しみに!